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どうも もせです
日付いじったのよー
だって昨日むっちゃ体調悪かったし寝ちゃったんよ

ところでーところでー
読書した
ラノベじゃないよ!!!11
久し振りに「Itと呼ばれた子 幼年期」を読んだんだぜ






なんとも言えない内容になったので小さい文字







カリフォルニア史上最悪と言われた事件
親から名前を与えられるのって親の一番最初の愛情なんだって
そんな子供を「It」と呼ぶ母親
第一部は豹変した親に受けた「ゲーム」の数々が書かれていた
虐待を「ゲーム」と称すとは…その「ゲーム」の酷さはもう…
涙がこぼれるほど



前に読んだときは
デイヴ氏が「可哀そう」
周囲の人々は何故助けないのか、「酷い」
母親はこんなに子供を虐待して「酷い」
と考えていた


しかしデイヴ氏は可哀想な部分は勿論あるが
彼は母親に打ち勝とうとしていた
虐待に屈しないように努力していた
涙もこぼさないようにしていた

私がそういう虐待の状況を読んで涙を流すことは違うのだと思った

私がかわいそうと泣いたところでこの虐待事件は事実だ
だから私はもし私が彼の時代にいたらきっと味方しただろうと考えた
だが彼の周囲にもそう考える人は多からずともいたはずである
その人たちにも助けられなかったなら私もきっと無理だったに違いない
所詮私がほかの人と違う特別なポイントなんてないわけだから
私が彼に味方するとか言ったところで
もし自分がそんな状況におかれていたら
確実に見て見ぬふりをする

だからまぁ私は幸せに育ってきたんだと実感した
親が無条件の愛情をくれることって当たり前じゃないんだ

周囲の人々も「助けなかった」んじゃなく「助けられなかった」んだろうな
「助けられなかった」という一点だけ見て「酷い」と述べるのは間違いだ
自己防衛のひとつだったんだろうと作者自身も語っていた
だけどもうちょっと何かできただろうにと思ってしまうのは
私が部外者だからか
父親や兄弟にも守ってもらえなくて
小さい子供に一人でどうしろというんだ

デイブ氏は母親を愛そうと母親に愛されようとしていた
あんなに愛を与えられていなかったのに愛することができるのか
そこに心動かされた


母親はあそこまで虐待しておきながら
ナイフが刺さったときに助けたりなど
殺しはしなかった
多分一応は子供を愛していたんだと思う
あるいは母は病気だったのかもしれない
すごく倒錯的な人
ただ虐待は罪だから

虐待を見て母親を酷い酷いと感じていたが
作者は昔は優しかったと述べている
その昔に戻ることを期待して虐待に耐えていたのだろうか…

いずれにせよ虐待した部分については酷いと思う
この点では昔と考えは変わらないけど
どうして虐待に至ったのかとか考えたら母親だけの問題じゃないかもしれない
病気かもしれないしストレスとか…

昔の考えの母親が息子を「愛してなかった」というのは間違ってると感じた
ちゃんと愛していたと思う
愛し方が間違ってるけど


ともかくこうやって育った人が
今はちゃんとした人になって
社会のために生きていることに胸があたたかくなった


私たちの年代って親がうざいとかなんとか言いがちだけど
別に親に腕を焼かれるゲームされたりとか弟の排泄物食べさせられるゲームされたりとか
食事を与えられないゲームされたりとかナイフで刺されたりするわけじゃないでしょ?
それってすごく幸せなことなんだ
家族から愛情をもらって生きてこられたんだから



うん、長い
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